(昔の話)新しいプロジェクト

会社で、新しいプロジェクトがスタートしました。

それに選ばれたのが、私と山本さんでした。

そして、なんと、会社の隣のBビルで仕事をすることになりました。
はじめは入ることすらできなかった、あの、ずしっと重い部屋です。

入るのにだいぶ勇気がいるものの、ここに入らなきゃ仕事できないので、頑張って入ります。
山本さんもいるので、だいぶ心強いです。

が、山本さんは、もともと受け持っていた仕事で引き継げなかったものを、片付けてから来るので、私は一人で毎朝、部屋に入るまで、しばらく入口で立ち尽くし、心の準備をするという状況でした。

部屋に入ると、やっぱり、ずしっときて、だるくて重くて、頭が痛くなりました。
ずっと部屋にいると気分が悪くなります。
何に似ているかと言うと、つわりに似た感覚です。
でも、ひたすら我慢です。

こういう部屋はやっぱり出るもので(しかも大量)、怖くなると、慌てて山本さんに話しかけたり、どうしてもダメな時は、いったん部屋から出たりしていました。

あるとき、山本さんが言いました。

「私ね、実は霊感あるんだよね・・・。」

「え!?そうなんですか!?」

「この部屋、ちょっとおかしい・・・んだよね。」

「ですよね!実は、私も霊感あるんですよぉ。おかしいですよね!この部屋!」

なんか、ひとりじゃないって気持ちが強くなって、ちょっと安心しました。

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