(昔の話)チキンヤマコ

山本さんが霊感あるとわかったので、怖い時とか、なにか来たときとか、山本さんに話しやすくなりました。

ですが、話してみると、山本さんは、さほど霊感が強いわけでもなさそうでした。
山本さんは、「聞こえるタイプ」で、見えることはなく、聞こえるのも、たまにって感じでした。

ただ、不気味な部屋だというのは共通の見解でした。

山本さんは、いつも私と同じくらいに帰るのですが、あるとき山本さんは、私を先に帰らせてくれました。
「これ、もうちょっとやってから帰るから、先あがって。」
そう言われて、私は、お言葉に甘えて、素直に帰りました。
翌朝。
私が、以前の部署へといくと、なにやら先輩方数名の楽しそうな声が聞こえます。
その中には山本さんも居ました。

「なに話してるんですか~?」
私がのんきに尋ねると、先輩の一人が言いました。

「昨日の夜さ~、いきなりヤマコ(山本)が真っっ青な顔して、隣のビルから駆け込んできたんだよ(笑)。
で、『出た!』って言ってさ~(爆笑)」

(怖い話の部類に入るので内容は省略しますが、なにか聞こえたようです)

わかります。
それ、わかります。
山本さん、それ、わかりますよ。私には。

ですが、ヤマコさんは、この時からしばらく「チキン」の汚名を着せられました。

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