(昔の話)友人と、うめきやさん

 

友人「今のなに?!」

未依「風の音・・じゃないかなぁ?」

友人「違うょ。今のって・・今のって、人の声だよね?」

未依「・・・下とか、上の階の人の声が聞こえてきたんじゃないかなぁ」

なぜ私がこんなにフォローしているのが意味がわかりませんが、とにかく、この場をパニックにしたくなかったのです。

友人「そんなわけないじゃん!」

友人たちは、「そんなわけない」といいつつも、「風の音だ」と必死に納得しようとしている様子。

いつもの、うめきやさんのパターンでは、この後、徐々に声が大きく、そして近づいてきます。
そして、このときもやはり声が徐々に大きくなってきました。

『ぅ~う~ぅう~・・・う、う、う、う、う、あ、あ、あ、あ、あ・・あ・・あアぁアァ!』

だいぶ、スタッカートが効いています。
これで風の音というのは無理です。

友人「ねぇ、これって、やっぱり・・・」

友人は、私に返事を求めています。

未依「あ・・・。これは・・・そうね・・・人の声、だね(´∀`)」

一瞬の沈黙ののち、突然、友人たちが、絶叫しながら、転げるように出口に向かって走り出しました。


友人の一人は、高めのヒールを履いていたため、2度ほど、足を捻っていました。
もう一人の友人は、半腰抜けで、もはや四つ足で走っています。
あんな格好で、あんなに早く走れる女子がいるとは・・・。
吹いてしまいました。

私が爆笑すると、友人たちは、一瞬ぴたりと動きを止めました。
ですが、それは一瞬で、友人たちは振り向きもせずに、さらに絶叫しながら、一目散に部屋を出て行きました。

私は、しばらく腹を抱えて笑っていました。

(まだ続いちゃう)

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