(昔の話)戻ってきた友人たち

昔の話シリーズです。

戻ってきたAちゃんたちは、先ほどのことを話し始めました。

Aちゃん
「さっき、私たちの他には誰もいないはずなのに、人のうめき声が聞こえてきて、逃げてる途中で、不気味な笑い声が聞こえてきたの。それでもう大慌てで逃げちゃって・・・( ;∀;)」

Bちゃん
「エレベーターで下まで行ったら、未依ちゃんが居ないことに気がついて、待ってたけど、来なかったから、未依ちゃんが幽霊に襲われて気絶とかしているんじゃないかと思って、怖かったけど・・・怖かったけど、助けに来たの( ;∀;)」

た・・・助けに!?
まさか、私を助けるために戻ってくるとは思いませんでした。
そんなへっぴり腰で、どうやって助けると?

とはいえ、なんと麗しい友情!
AちゃんとBちゃんの怖がりっぷりからしても、相当な勇気がいったはず。
Aちゃん、Bちゃんありがとう!

Bちゃん
「未依ちゃん、大丈夫だった?今まで何してたの?」

未依
「いや・・・仕事・・だけど?」

Aちゃん
「さっき、変な声、聞こえなかったの?!」

未依
「うめき声は聞こえたよ。笑い声は聞こえなかったけど。」

うめき声が聞こえていたのに、無反応だった私に、友人二人ともドン引きです。

Aちゃん
「だ、だ、だ、大丈夫なら良かった。・・・わたし、あの、靴忘れちゃって・・」

Aちゃんは、恐る恐る靴を拾いに来て、おかしな中腰で帰って行きました。
二人が帰ったあと、Aちゃんが言っていた『笑い声』のことが気になりました。
たしか私には聞こえなかったので。
そんな声、したっけ?と考えていて、思い出しました。
笑ったのは、
ワタシデス。

あのとき、私が笑ったら、二人とも、一瞬ぴたりと止まって、再び大慌てで逃げていたから、きっとそうです。

不気味な笑い声
ではなく
標準の私の笑い声です。

ごくごく、標準の・・・

もうちょっと、可愛らしい笑い方ができるようにしようと、心に決めたのでした。

↑この絵をクリックお願いします。 更新の励みになります
ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村