アートセラピー日記(パステル教室コース)亡くなった赤ちゃん-1

今回載せさせてもらうお客様は、
実は、生後一歳に満たない赤ちゃんを亡くすというとても悲しい経験をされた方でした。

さっそく、練習からスタート。
必ず使うだろうと思っていた色(コバルトブルー)を迷いなく取り、さらさら~と作業を進めるお客様。

が、しかし・・・

コバルトブルーの面積が思っていたよりも多くなってしまい(紙の半分以上を占めてしまっていた)消しゴムで消すというのも、色が濃いのでできず、やり直しをしました。
一回目の作品は、残念ながら、私的に刺激が強いので、ブログアップは断念!

2回目の練習作品がこちら。

コバルトブルーの面積も小さくなってます。

いつも練習作品は、基本的にはやり直しせずに、修正するという方法で仕上げるようにしています。

なぜなら、良い部分も、悪い部分も、そのままの姿を受け入れる必要があるからです。
ですが、今回はやり直し。
実はこれにも理由があったのです。

1回目の作品は、他の色に影響が出てしまうほど大きなものだったので、やり直ししたのですが、これは失敗ではなくて、アートセラピー的には「大成功!」なんです。

練習作品は、
1.パステルに慣れてもらうため
2.雰囲気に慣れ、緊張をほぐしてもらうための準備運動
3.抱えているものを、できるだけ練習作品で排出してもらい、本番では、より真実の自分と向き合いやすくする
という意味があります。

今回は、とくに、この「3」の役割を見事果たしてくれました。
そして、「他の物すべてに影響が出てしまうくらい、他のことをなにも考えられないくらい、辛い想いを抱えている」と絵が教えてくれました。

そして、アートセラピーはご自分で描いたものから、不思議と何かを感じ、修正しようとするようなのです。
絵は心を写すので、絵を見て感じ、さらに、想いを移すようです。
そのため、描くことによって少しスッキリするのです。

1回目の大成功により、2回目の練習作品が、また別の意味を持ちました。
2枚目の作品は、ある意味二人の作品になってます。一人で描いたんじゃないんです。

でも、一緒に描いたのは、私じゃありません。


右上が、ご本人の悲しみ、嘆き、そして、愛情、慈愛などを表しています。
一回目の作品よりも、悲しみの表現が小さくなりました。

(今回、長くなりそうなので、次回へ続く・・・)

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